d’Incise

1983年ジュネーヴ生まれのローレン・ペーターは2002年より「incise」名義で作曲を始める。ドローンやエレクトロニカ、決定論的音楽の最先端からも影響を受け、あらゆる電子音楽のジャンルに注目する。彼の創作は、騒音、ノイローゼ、沈鬱な雰囲気といった要素で構成され、壊れゆくことへの魅了を露骨に表現する。2004年に初のCDをセルフプロデュースした後、Zyogen、Test Tube 等といった数々のネットレーベルから配信する等、自由な精神を持つ文化に情熱を傾ける。さらに、質感、皺、緊張、周波数といった題材で、あらゆるアーティストと共同で、また単独で、フリー・インプロヴィゼーションを試みる。彼は、マシーンの刺々しさを避け、アコースティックとデジタルとの間を、ゲームをプレイするように超えてゆく。